古着の回収・輸出について

 日本の古着は世界中の輸出先でその品質が高く評価されています。 しかしながら下記のデータが表しているように、我が国における古着の回収率はとても低く、他国に大きく遅れをとっていることが伺えます。 
 未回収古着の殆どがゴミとして処理されているのが実情ですが、回収された古着は前述のように多くの国々でリユース(再利用)されており、そのニーズは年々高まっています。
 古着の回収率を上げる為には、我々業者の更なる努力と、環境問題やリサイクルに関わる多くの方々に古着回収の意義や価値を御理解を頂き、我々業者との協力体制を築くことが不可欠だと思います。 是非とも下記に記載されているデータを御覧いただき、御理解・御賛同を頂ければ幸いです。 

株式会社 原宿シカゴ


「古着リユースの実情」

 独立行政法人・中小企業基盤整備機構の資料によるとたった11.1%しか再利用されていないのが衣類です。 他の回収品目と比べてもその低さは際立っています。 回収増の努力も当然必要ですが、国民の皆さんが「ボロ」ではなく、「古着」としてその再利用の価値にご理解を頂き、我々業者も努力する必要があると思います。  せめて他国平均と同じ30%程度は目標とすべきではないでしょうか?



「古着輸出国の推移」

 多少の増減はありますが、最近は60カ国以上に輸出されています。 体型的な問題からアジアが主ですが全世界に輸出されており、その人気が伺えます。 因みに弊社では世界各国の古着業者とお付き合いをさせていただいておりますが、単純に品質(着古していない、汚れていない、傷等が少ない)としては日本の古着が一番高品質と思います。




「古着の輸出動向」

 回収国の輸出状況を人数で割ってみました。 6309は全世界共通の古着の番号で、6310はウエス等の故繊維から作られる物を意味します。 日本は1人あたり820グラムと他国に比べて大幅に少ないのが実状です。  世界平均でも2.35kgですので、日本は遅れている感が否めません。


「古着輸出の推移」

 このグラフは1999年以降の古着輸出量と平均単価です。 残念ながら単価は下落傾向ですが数量は右肩上がりで増えており、集めればリユースできることを物語っています。




「古着回収国の占める人口比率」

 全世界には約66億人の人口が居ますが、リユース可能な古着を排出できる先進国は24カ国約10億人しか居ません。 他の国々(168ヶ国)は潜在需要国と思います。 下記国名は当社が確認している古着回収の事実のある国とその人口です。





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